「ぅっ・・・くすん・・・・」 HRの後、るいと奈々とあたしでさゆかの机を取り囲んでいた。 原因は、おそらくあたし。 罪悪感で心がつぶれそうになっていた。 「そっかぁ・・・つらかったね」 奈々は静かにうなずきながらさゆかをたしなめた。 「さゆかにはもっといい人みつかるよ」 るいはいつもより優しい口調だった。