「プッ…(笑)
ごめんっ、我慢限界っ」








「えっ…??」






彼は私の前髪を見て、
笑っているようだった








(はっ!!寝ぐせ!!)







彼の目の前に居る私は
見事に前髪がピョンと
跳ね上がっていた。







とっさに、両手で前髪を押さえた





カーっと顔が熱くなる
(恥ずかしいーー!!)





「あの、ごめんなさい!!ちゃんと前見てなくて…」





あまりの恥ずかしさに
私の顔はリンゴみたいに真っ赤になっていたと思う…。