指に何かが通る感触。


「目 開けて」

「う…わぁ…」


きらきら光るリング。


「まだ付き合ったばかりで

早いと思うけど…

やっぱ今しかないし」

「ありがとう…!!」

「安もんだけど 絶対

本物あげるから。

……待っててくれますか」


祐真は 照れながら言った。


答えは 1つしかない。


「……はい」