「祐真 これ!!」


わたしは

持っていた紙袋を渡した。


「見てもいい?」

「うんっ」



「…かっこいいじゃん。

ありがとなっ」

「どういたしましてっ」

「俺からも… 目瞑って」

「?? うん…」


わたしは 目を閉じた。