1時まで あと10分だったから

急いで駅に向かった。

そこには

祐真がもう立っていた。



「祐真!!」

「おせーよ」


笑いながらそう言う。


「祐真が早いんだよ~」

「今日でお別れだな…」


そんなこと言わないで。

考えないように

してたのに。

涙出ちゃうじゃん…。