わたし、祐真のこと

好きなんだ…。


今になって

ようやく気付く。

今気付いても

もう遅いだけなのに。


自分の情けなさに

また涙がこぼれた。


わたしは

無我夢中で走った。

とにかく 走った。



着いた場所は

屋上だった。