私と尚也が付き合い始めたのは
中2の夏、すごく暑い日のこと。
私はあの日心友の柳瀬 美佳とカラオケに
行った。 美佳と別れて家に帰ろうと思って
いたら突然部屋の中に男が5人入ってきた。
「ねぇーこれから遊ばない?」
男の1人が言った。
「い…いやです。」
「あんっ?なにっ?」
「無理です‼」
私は勇気を出して言った。でも
男たちは私の腕を掴んで連れて行こうとする。
「やめてっ!」
「…」
「離してっ!」
そう言っておもいっきり男ね腕を振り払った。
「あんっ? 来いよ!」
そう言ってまた私の腕を掴む。
「やめとけ」
バギッ‼
スゴイ音が私の耳に響いた。