私は、相当くじ運が悪いらしく、
海とは少し離れてしまっただけだったけど、
翔太とはもう顔が見えるか見えないかというくらいに離れてしまった

でも、窓側の一番後ろの席だった

(これからどうしよう・・・。)

そう考えていると





「あれ?遥?」

ん?遥?



・・・えぇぇぇ!!



私の隣には




泉君が座っていた。


い、今たしかに私のことはるかって呼んだ・・・

「あっ、い、泉君・・・」

「そんなに驚いた?」

「い、いやその・・・私のこと    遥って…」

「あはは 一回呼んでみたかったの ね、はるかってよんでいい?」

「あ、もちろんです。」

「俺のことも蓮ってよんでよ。
 それに、敬語もなし!!」

「う、うん」

そのあとは蓮君とたわいもない話をした

蓮君は面白くてすぐに仲良くなった

近くに友達ができてよかったな~

同じ班の女の子もみんな優しそうでよかった~