「ふはあー…。」

いちごは近くにあったベンチに座り、廊下の窓から雲ひとつない春の空を見上げてる。

「……ん?桜井??」

「んー???」

太陽のひかりが暖かく、眠りにつこうとしていたら、男子の声に起こされた。