「「あの……」」

「あ、沙織さんから…」

「ううん、ひなくんから」

「俺のたいしたことないから沙織さんから」

「うん…」

沙織さんはソファーに座って暗い顔で机を見てる。

「…なんかあったの?」

「…うッ…ん」

沙織さんが目に涙溜めてこぼさないように頑張ってる