「屋上の鍵。秘密共用した仲だし、桜井も来たい時に来てほしいなー?みたな」


浅羽くんは少し顔を赤らめ、首のとこに手をまわしてる。
照れたときの癖なのかな…??


「…ッちょ、桜井見過ぎ……」

「え、あぁごめん」

つい見惚れてた。

「で、これは桜井に合うって思って買った。もらって??」

浅羽くんがあたしのために………。

「うん!!!嬉しい。ありがと!!!」

「いや、そんな喜ぶほどじゃ…」

ううん、嬉しい。
すごく嬉しい。
浅羽くん、嬉しいよ。