理央side

はぁ〜

男恐怖症とか

最悪…

慶太まで怖いなんて…

慶太はそんなことしないって頭では
わかってるけど体が
この前の事を思い出す……
はぁ〜

あっ!てかそろそろ
帰らないと!

ぼーっとしていたら
辺りはもう真っ暗に
なっていた

「…………の…い…」

えっ?

何か声がしたような…

後ろを振り向くと………











柚梨亜ちゃんがいた。


「あんたのせいであたしはもう一生叶わない恋をした……あんたのせいで…あんたのせいで…あんたのせいで…あんたのせいで……」
柚梨亜ちゃんが

近づいてくる…

『いやだ……来ないで!』
「殺してやる」

『えっ……』

バンッ


ガタッ

ガタッ

ドンッ

痛い……

あたし階段から

落とされちゃった…

「何をやてるんだ!」

先生の声…

「きゃぁぁぁ!やっと復讐が出来た!!」

柚梨亜ちゃんの声…

どんどん意識が無くなっていく……


あたしやっぱり

今度こそ死んじゃうの?

嫌だよぉ

死に……な…よ

あたしの意識は

ここで途切れた