理央side

はぁ・・・

瞬に助けてもらえなかったら

あたしは今ごろどうなっていたか

考えるだけで

身震いがする

あたしはこの日から


男恐怖症になってしまった


あたしは

昼休み

結羽に話した

結羽は黙って話しを聞いてくれた

「怖かったよね?あたしがついていれば・・・」

『結羽・・・グスッ怖かったよぉ・・・』

「で、その男達は?」

『瞬が自主退学に追いやったの・・・』

「あの瞬が!?」

『うん・・・人が変わったみたいだった・・・見たことないくらい怒ってたもん・・』