「あっあたしは慶太くんの彼女だよ?あの女は部外者じゃん!!」

「彼女?もうちげぇよ!お前 条件が違うだろ?理央には手ださねぇっていったのに
てめぇが約束破ったんだろうが!それに・・・理央は俺の好きな人だ!」

「そんな事知ってるよ!グスッ慶太くんがあの女の事好きな事ぐらい知ってる!!
ずっと慶太くんを見てきたんだよ?そんな事ぐらいずっと前から知ってるもん!
あたしが前告白した時1秒でもあたしの事考えてくれた?考えてないよね・・・
2回目の時だって頭の中あの女の事しか考えてなかったでしょ?どうしてあたしじゃ駄目なの?グスッあの女より慶太くんの事知ってるのに・・・グスッ」

「ごめん・・・お前は幼なじみとしか見れない・・・」

「分かってた・・・改まって言われると胸に響くなぁ・・・グスッ」

「ごめん・・・」

「もう行って・・・」

「・・・・」

「行ってよ!!!もう慶太くんにもあの女にも関わらないから!!グスッ」

「ごめん・・・」

俺は歩き出した・・・

「慶太くん・・・」

俺は立ち止まった

「大好きでしたぁ!!グスッ」

俺はまた歩き出した・・・

「うぅぅぅわぁぁぁぁぁん><」

柚梨亜の泣き声が耳に響く