それから話が盛り上がり

ちょくちょくお見舞いに来てくれる。

これがあたしと亜喜良くんとの出会い・・・。

あたしにとって亜喜良くんは弟みたいな存在。

実際年もそんな感じだし・・・。

「理央ちゃん最近元気になったね♪」

『えっ?そう?』

「うん・・・。ところでさぁ理央ちゃん今彼氏とかいんの?」

『えっ?彼氏?彼氏は・・・』

ガラガラ~

「よっ!理央 きたぞぉ~」

『あっ慶太♪』

「「誰?」」

慶太と亜喜良くんの声がハモった。

『えっとねぇぢゃあまず亜喜良くんに説明するね?慶太って言ってあたしの夫だよ♪』

「え・・・?夫?」

『うん♪ぢゃあ次は慶太に説明するね?亜喜良くんって言って2ヶ月前に出会ってそれからお見舞いに来てくれるの♪17才だよ』

「後輩か・・・。」