『慶太の好きな場所ってどこ?』

「秘密~」

『えぇぇぇ教えてよぉ』

「ついたら分かるよ」

『はぁい』


30分後~


「ついたよ」

あたしたちは車から降りた。


ついた場所は



川原だった。



『ここ?』

「うん 行こ」

あたしは慶太に手を引かれるがまま

前に進んでいった。

大きな木の下で止まった。

「俺小さい頃から辛い事があった時や、悲しい事があったりした時によくここに来てたんだ・・・。もちろん、嬉しい事があった時もここに来てた。理央と付き合った時もここに来たんだ・・・。」

『そうなんだ・・・。落ち着くね。この場所・・。』