「最初の2ヶ月はね・・・最初の2ヶ月までは記念日とか
お祝いしていたんだけど3ヶ月、4ヶ月につれて
お祝いしなくなって記念日なんて忘れていたんだって
理央はずっと忘れてないのにね・・・たぶん今も・・・」

「今も!?理央はまだ瞬ってゆうヤツの事好きなのか?」

「胸の奥底に残ってると思う・・・そして中2の夏
瞬の本性が分かったの・・・」

「本性?」

「うん・・理央はたまたま瞬の携帯見ちゃったの・・・」

「携帯・・・」

「携帯の中の電話帳には女の子の名前ばっかりだったんだって・・・
メールも大好きとかいろんな女の子に送ってたんだって・・・
で、見ている所を瞬に見られてビンタされたって・・・で、
最後には(お前なんかただの遊びいつまでたってもヤらしてくれないから
最初からお前の体目当てだった)って・・・」

「瞬ってヤツ最低だな・・・よし!今から瞬ってヤツを
ぶん殴りに行ってくる!!どこの学校?」

「無理だよ・・・だってあの事件があって次の日に
アメリカに引っ越しちゃったんだもん・・・
あたしも殴ろうと思ってたんだけど・・・」

「アメリカ!?」

「うん・・・」

「で、理央と瞬は別れたのか?」

「別れるもなんも家飛び出しちゃったらしいからなんにも
言ってないんだって・・・だから付き合ってる事には
なってるよ・・」