「理央・・・。」


久しぶりに聞いた大好きな人の声・・・。


あたしは慶太の大きな手が大好きだった・・・

でも・・・。

その手はもう違う人の物なんだ・・・。

あたしは黙って慶太の横を通り過ぎた


このままあの場にいれば

きっと泣いちゃってたもん・・・。


苦しい・・・。


大好き・・・・。


あたしはやっぱり

慶太の事が好きです・・・。


もう2度と叶う事は無い


あたしの

最初で最後の

一生の片思い・・・。