それからあっとゆうまに放課後になり下駄箱に行った。

由紀はもう来ていた。

由紀はどことなく雰囲気が理央に似ている・・・。

「じゃあ行きましょうかぁ?」

「あぁ」

「あのぉ・・・。」

「なんだよ・・・」

「手ぇ繋いでもいいですか?」

理央としか繋いだ事がない・・・。

「別にいいけど・・・。」

「ありがとうございます・・・。」

めんどくせぇ・・・。

でも・・・。

これは理央を忘れるためにしている事

なのに、頭の中は理央の事ばっか・・・


これじゃ意味ねぇじゃん

「・・・・ん・・・・よねぇ・・・」

「えっ?」

「聞いてませんでしたか?」

「ごめん・・ボゥッとしてた」