理央を忘れるために南波由紀を利用したんだ・・・。


「ありがとうございます!」

「別に・・・。」


「あっあのこれから慶太って呼んでもいいですかぁ?」

「別にいいけど・・・。」

「ありがとうございます じゃああたしの事も由紀って呼んでください・・・。」

「あぁ・・・。」

「あのぉ今日一緒に帰ってもいいですかぁ?」

「いいけど家どこ?」

「上宮(ヵミミヤ)のほうです」

俺と一緒の方向・・・。

それに理央の家も上宮の方にある


なんで今さら理央の事考えてんだよ・・・

「俺もそっち方面だから送ってく・・・。」

「そうなんですかぁ?ありがとうございます♪」