理央が居ない人生なんて考えられない・・・。
もうすぐ卒業・・・。
卒業したら
俺は親父の仕事を継いで、大工の仕事に就く・・・。
理央はどうするんだ?
大学に行くのか?
それとも就職?
もう関係ないのに
理央の事を考えてしまう
やっぱり俺だめだなぁ・・・
未練ったらしいよな・・・
新しい恋を見つけたほうがいいのか?
そんなある日の昼休み
俺は知らない女から呼び出された
「あっあのぉあたし1年の南波由紀(ナンバユキ)っていいます・・・。入学式の時に他校の人に絡まれてるところを慶太先輩に助けてもらってからずっと好きでした・・・。付き合ってください・・・!」
告白・・・。
正直覚えてない・・・。
でも・・・。
「いいよ」
俺はそう答えていた・・・。
もう理央を忘れないと・・・。
俺は最低だ・・・。