『・・・ヒクッお母さんヒクッあたし・・・ヒクッ死にたくないよぉグスッ』
「・・・グスッ死なないグスッ理央は死なないグスッ理央が辛い分お母さんも辛さを背負うからグスッ・・・一緒に頑張ろ?グスッ」
『うんグスッ』
慶太はこの事を隠していたんだ・・・
「明日・・・お父さんのお墓参り一緒に行こ?」
『うん・・・』
あたしは今日寝付けなかった
死ぬ事が怖い・・・
大切な物を失う事が怖い・・・
いつからこんなに弱くなったのかなぁ?
次の日~
今日はお母さんと一緒にお父さんのお墓参りに行く。
お母さんは昨日ずっと泣いていたのかな?
目が赤く充血していて腫れていて痛痛しい・・・
あたしは手を合わせて
願った・・・