名月先生からせっかく離れたのに、名月先生はすぐに私の傍に来て、私の頭を調べるために覆い被さるような体勢になった。
…さっきより接近しちゃってるし。
顔が熱くて仕方ない。
こんな顔を見られたらどうしよう。
もう、私の心臓は破裂するんじゃないだろうか。
こんなにばくばく動いていて、息だって上手く出来ない。
頭を打った衝撃以前に、名月先生にドキドキしすぎて心臓破裂か酸欠で倒れそうだ。
そんなバカなことを考えていると、名月先生がスッと離れた。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…