さっきのことを全て話すと‥

「なんか意外。」
ボソッと呟いた。

「え?なにが?」
不思議になってきいてみる。


「だってさー、 明らか
人と関わるのとか嫌いそうじゃん。」


あー確かに。


続けて南は言う。
「でもさ、何で
鍵もってるんだろうね。」


あー確かに。



「あー確かにって‥
疑問に思わなかったの?」

心の声がきこえてるううう。
エスパー堀北だ!


「そこ気づかなかったね!
南さすがだね!」


気づかなかったね!って‥


「‥はあ。まあよかったじゃない。
話題ができたじゃない。」


「えっ!また話すのかなあ?」


「え、話さないの?」


「え、話してくれなさそうじゃない?」


「え、それは大丈夫でしょ。」


「え?」


「え?」


「‥え?」


‥‥‥何この会話。