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宇野くんと別れ、
再び学校探索を始めると
図書館を見つけた。
 

(図書館、入ってもいいのかな‥)
 

おそるおそる入ってみたが
そこは誰もいなかった。

電気はついていなく、
日の光が差し込んでいた。
 


(‥ほんと広いなー、綺麗だし
 本がたくさんある ! )
 


「あっ ! 、この本 ! 」
 

きょろきょろ辺りを見回してみると
見覚えのある一冊の本を見つけた。
 

 
「なつかしいなー」



それは私が小学生のとき
図書館に行っては
その本を読んでいたから
先生がくれたんだ。
 

 

 



「こんな本まであるんだ ! 」



(図書館の本、
借りても大丈夫かな‥)

 

「‥お借りします。」


そう言い、
その場でお辞儀をし
借りることにした。