ー…

「なんで、あいつは」

ふわふわなんだね
髪、きもちいい


咲の言った言葉が頭をぐるぐるまわる。

「俺だって、集中できないっての…」

俺が机に突っ伏していると、

「…あっらぁ、甘酸っぱ過ぎて、見てるのが恥ずかしいですー」