「さあっむい―!」
車持ってくるから待っててと店の前でぽつんと待つ。
11月後半ともなるとさすがに超寒い。
プップー
クラクションの音がなる。
「悪い、コンビニいってた♪」
「ふざけんな、寒かった!郁待つの嫌い―!!」
車に乗り込む。
いつも乗るのは助手席。
や、彼女とかじゃないんだけどいつもそう。
良いのかな、彼女とかいないのかなあ
彼女いたら、なんだか嫌な女だよなあたし。
あたし平村さんのこと知らないなぁ~
「いーちゃん?どこ行く?」
「………ハンバーグ」
もっとかわいいの言えば良かったや。