だって嫌でも思いだしてしまう!

私なんで好きなんて……


恥ずかしすぎるだろ。コレ

昨日の今日だし尚更……ああ!!もー!


「…な、夏女くん」

「お前、昨日兄貴といた?」



夏女くんに呼びかけたら、急にそんなことを聞かれた。

「うん、一緒に帰ったけど?どうし……」





けど夏女くんはそこまでしか言わせてくれなかった。

口を封じられたんだ

彼の






「…お前は俺の奴隷だろうが。次誰かとキスでもしたら殺すかんな。」








桜色の、
唇に。