ドキドキが収まらないまま
あたしは河合に
説明しつつ教えた
河合がその箇所を終えた時


並木先生がやってきた


「源!ありがとな」


そう言って
いつものように
あたしの頭を撫でた


ドキドキが増して
顔が赤らむのが解る…



「河合!源の隣で良かったな」
先生は笑いながら
そう言ってまた去って行った