俺は、ある深夜…
ふと目が覚めた。

誰かに呼ばれたような気がした。

身体が勝手に動いた…。

俺は、無意識に歩いていた、、、



気がつくと…俺の体は神社まできていた。

「この神社って…」

俺は周りを見渡すと、
思い出した。

この神社は、鬼の神が奉られていると言われている神社…

【鬼神神社】であった。

俺は、何故か不安な気持ちがなかった。

自分の意思ではなく、
勝手にここまで来てしまった
自分に対する恐怖や、
この真っ暗で気味の悪い神社に
1人で居る事に対しての恐怖が全く無かった。