只今、走っています。 こんな全速力、いつぶりだろう…。体育が得意ではないあたしにとっては大変なことだ。 肩につくか微妙な長さの髪の毛が足のリズムに乗って揺れる。 …絶対にボサボサになってるよ。 でも、今はそんなこと言ってられない状況です。 「大翔君に怒られるー!」 時間にしてみれば短かったんだろうけど、あたしには永遠に感じられた。 ようやく着いた見慣れた公園。 朝っぱらから遊ぶ人は居らず、目的の人は簡単に見つかった。