(これじゃー、安心して子ども園にも行けへんわ)
優希はそんなことを思いながら、水をコップに入れ飲む
のどを潤し終わると、キッチンを出て暁を探す
自宅はマンションなので、室内に階段が無いため転落の心配は無い
なので、優希もこうやってゆっくり探しているのだが
「暁~~?」
「ぅ~~」
優希の声に反応するように、声が聞こえた
優希は、声がする方…リビングに向かう
リビングでは、暁が一人ボールと戯れている
「あら、暁君ボール遊びしてるのねぇ~」
「…」
「ぅ~ぁぅ~!」
洗濯物を干し終えた美紗子が室内に入ってきた
優希は無言の視線を…暁は元気な返事を…それぞれ美紗子に返す
「優希ちゃん、ダメじゃない寝てないと!風邪ひいてるのに!」
「誰のせいや思てるねん!暁を一人にするのに、ドア開けっ放しにする奴がおるか!!一瞬到着が遅れたら、暁大けがやったんやで!」
優希に大声で怒鳴られ、美紗子は驚き目をパチクリさせている
そして、考える…何故、暁を一人にしている時にドアを閉めなければいけないのか…
「何か問題あったかしら…」
「(…自分が第一子なために…こないなところで問題が…)…なぁ、今暁は成長してどうなってる?」
「そうね~…ハイハイが上手になったわね~」
ニコニコと優希の問いに答える
子どもの成長というのは、やはり嬉しいものだ
「そうや、ハイハイが上手になってきたっちゅーことは、あちこち動き回るっちゅーことや」
「そうね、最近は色んなところへ行ってるみたいね~」
「それが問題やねん!」
「???」
美紗子は分からない…とでも言うように首をかしげる
その様子に、優希はため息をつきたくなるのを、何とかこらえる
優希はそんなことを思いながら、水をコップに入れ飲む
のどを潤し終わると、キッチンを出て暁を探す
自宅はマンションなので、室内に階段が無いため転落の心配は無い
なので、優希もこうやってゆっくり探しているのだが
「暁~~?」
「ぅ~~」
優希の声に反応するように、声が聞こえた
優希は、声がする方…リビングに向かう
リビングでは、暁が一人ボールと戯れている
「あら、暁君ボール遊びしてるのねぇ~」
「…」
「ぅ~ぁぅ~!」
洗濯物を干し終えた美紗子が室内に入ってきた
優希は無言の視線を…暁は元気な返事を…それぞれ美紗子に返す
「優希ちゃん、ダメじゃない寝てないと!風邪ひいてるのに!」
「誰のせいや思てるねん!暁を一人にするのに、ドア開けっ放しにする奴がおるか!!一瞬到着が遅れたら、暁大けがやったんやで!」
優希に大声で怒鳴られ、美紗子は驚き目をパチクリさせている
そして、考える…何故、暁を一人にしている時にドアを閉めなければいけないのか…
「何か問題あったかしら…」
「(…自分が第一子なために…こないなところで問題が…)…なぁ、今暁は成長してどうなってる?」
「そうね~…ハイハイが上手になったわね~」
ニコニコと優希の問いに答える
子どもの成長というのは、やはり嬉しいものだ
「そうや、ハイハイが上手になってきたっちゅーことは、あちこち動き回るっちゅーことや」
「そうね、最近は色んなところへ行ってるみたいね~」
「それが問題やねん!」
「???」
美紗子は分からない…とでも言うように首をかしげる
その様子に、優希はため息をつきたくなるのを、何とかこらえる