「お父さん」
「ん?」
「探すの疲れるんやけど…」
優希の一言で、哲夫は「あぁ」と納得した
優希がここに来るのは初めてなのに、あまりにも説明不足だったことに気付く
「スマンスマン…こっちにおいで」
そう言って、哲夫が優希を案内した場所は、機械の前
タッチパネルで操作する機械で、ゲームソフトの検索が出来るらしい
簡単な操作なので、優希は説明を受けずとも、使い始める
その様子を見て、大丈夫と判断した哲夫は、再び自分の探し物に向かう
哲夫が離れたことにも気づかず、優希は機械の操作に集中している
(ぇーっと…ジャンルからか、機種からか…機種はほとんどあるみたいやから、ジャンルからで…)
ピッピッピッとゲームのジャンルを選択し、そこから更に絞り込んでいく
ちなみに、今優希が使っている機械は、高さが低い子ども用
だが、それでも高いので機械の前にあった台を使い、更に背伸びをして使っている
(こんな身長の子どもが単独で使うなんて、想定外やろなぁ~…)
そんなことを頭の片隅で考えながら、検索結果を見る
絞った結果を軽く見ながら流していく
気に入ったパッケージを見つけ、それを詳しく見ていく
「コレえぇな~…うん、これにしよ!」
ゲーム情報をコピーして、ピョンと台から降りる
自分で探しに行っても、取れなければ意味が無いので、哲夫を探すことにした
思いのほか近くにいた哲夫
棚の方を向いているので、背中しか優希に見えていない
なので、哲夫の現状を優希が知るわけがなく、普通に話しかけた
「お父さん、決まった…で?」
「お、決まったか~」
振り向いた哲夫の手には、両手にいっぱいのゲームソフト
優希の顔が若干引きつる
哲夫がゲーム好きであることは分かっていたが、まさかここまで買い込むとは予想外
というか、コレを予想できれば預言者にだってなれるのではないだろうか
優希は、哲夫の手にあるゲームの数を目で数える
「ん?」
「探すの疲れるんやけど…」
優希の一言で、哲夫は「あぁ」と納得した
優希がここに来るのは初めてなのに、あまりにも説明不足だったことに気付く
「スマンスマン…こっちにおいで」
そう言って、哲夫が優希を案内した場所は、機械の前
タッチパネルで操作する機械で、ゲームソフトの検索が出来るらしい
簡単な操作なので、優希は説明を受けずとも、使い始める
その様子を見て、大丈夫と判断した哲夫は、再び自分の探し物に向かう
哲夫が離れたことにも気づかず、優希は機械の操作に集中している
(ぇーっと…ジャンルからか、機種からか…機種はほとんどあるみたいやから、ジャンルからで…)
ピッピッピッとゲームのジャンルを選択し、そこから更に絞り込んでいく
ちなみに、今優希が使っている機械は、高さが低い子ども用
だが、それでも高いので機械の前にあった台を使い、更に背伸びをして使っている
(こんな身長の子どもが単独で使うなんて、想定外やろなぁ~…)
そんなことを頭の片隅で考えながら、検索結果を見る
絞った結果を軽く見ながら流していく
気に入ったパッケージを見つけ、それを詳しく見ていく
「コレえぇな~…うん、これにしよ!」
ゲーム情報をコピーして、ピョンと台から降りる
自分で探しに行っても、取れなければ意味が無いので、哲夫を探すことにした
思いのほか近くにいた哲夫
棚の方を向いているので、背中しか優希に見えていない
なので、哲夫の現状を優希が知るわけがなく、普通に話しかけた
「お父さん、決まった…で?」
「お、決まったか~」
振り向いた哲夫の手には、両手にいっぱいのゲームソフト
優希の顔が若干引きつる
哲夫がゲーム好きであることは分かっていたが、まさかここまで買い込むとは予想外
というか、コレを予想できれば預言者にだってなれるのではないだろうか
優希は、哲夫の手にあるゲームの数を目で数える