確かにね、煙草のニオイは駄目だったし、 時々どうしてこの人が私よりも素晴らしい知識を持っているんだろう、って 何度も考えたわ。 だって、才があるのに上に行かないのよ? 新人や今頑張ってる人を見下したいんじゃないか、って…思いもしたわ。 だけど彼にもやりたい事があったのよ。 そんな話をお酒混じりに聞いたの。