「これ・・・」


私は高価な椅子に座って料理を見つめる。



「恵理が前作ってくれたメニュー。俺風に作ってみたけどどう?」



私は肉じゃがに手をつける。



・・・めっちゃめちゃ美味しい。


私のより遥かに上手。



「・・・おいしいれす」


私は本当に美味しすぎて、こんなコメントしかできなかった。



「だろ?うち、親共働きって言ったっけ?だから、俺よくばーちゃんに教えてもらって作ってたんだよね♪」


翔は少し鼻を高くしてそう言った。


すごい・・・