「はい、大丈夫です」
私はそう言ったのに、先輩は首元に巻いていた、クリスマスにあげたマフラーをふわっと私の首に巻いてくれた。
「えっ!?でも、先輩、風邪引いちゃいます!」
私は巻いてくれたマフラーを長谷部先輩に返そうとしたら
「俺は大丈夫だよ」
にこっと笑って、手を握ってくれた。
「でも……、もうすぐセンターでしょ?そんな時に風邪なんて引いたら……」
でも、私の言葉を遮るように
「茜ちゃんの手ぇ、すごく冷たいよ」
長谷部先輩は自分の着ているミリタリージャケットのポケットに繋いだ手を入れた。
「これならあったかいでしょ?」
長谷部先輩は笑顔で私を見ていたけど、そんな長谷部先輩の行動と笑顔にドキドキした。
付き合い出して半年くらい経つけど、やっぱり今も手を繋いだり、長谷部先輩に見つめられたりするとドキドキする。
私はそう言ったのに、先輩は首元に巻いていた、クリスマスにあげたマフラーをふわっと私の首に巻いてくれた。
「えっ!?でも、先輩、風邪引いちゃいます!」
私は巻いてくれたマフラーを長谷部先輩に返そうとしたら
「俺は大丈夫だよ」
にこっと笑って、手を握ってくれた。
「でも……、もうすぐセンターでしょ?そんな時に風邪なんて引いたら……」
でも、私の言葉を遮るように
「茜ちゃんの手ぇ、すごく冷たいよ」
長谷部先輩は自分の着ているミリタリージャケットのポケットに繋いだ手を入れた。
「これならあったかいでしょ?」
長谷部先輩は笑顔で私を見ていたけど、そんな長谷部先輩の行動と笑顔にドキドキした。
付き合い出して半年くらい経つけど、やっぱり今も手を繋いだり、長谷部先輩に見つめられたりするとドキドキする。