「美智巴ちゃん…?」




「立花君、もうあたしなんかに
話しかけないほうが良いよ…。
だから…」




「なんでだよ?」




「なんでって…評判悪くなっちゃうから…」




立花君はニッコリ笑って、
あたしの頭をくしゃくしゃにした。




「俺は良ーんだよ(^-^)」





ドキン―…




あれ?なんだろ…
このキモチ…………。





「お前らー席つけよー」




あたしのキモチは謎のまま、
先生が言った通り席についた。




「あー今から一人一人自己紹介しろー」




あちこちから出てくる
ブーイングの声。




「先生したくありませんっ」




「まーそう言わずに。」




じ、自己紹介…。
知香を見ると平気そうに座ってる。

凄いなぁ知香は…

前を向き直ると先生とバチッと
目が合った。




あ、当てられる……(;´Д`)
どうしようどうしよう…



慌て自己紹介を考えていたら、
立花君がサッと手を挙げて





「じゃあ俺がするよー♪」






といった。
皆はまじかよ…とか言いつつも
立花君に視線を集めた。




立花君ってすごいな


そう思う。