地獄の4時限をなんとかこんとか乗り越えて
至福のひととき・ランチタイム。

あたしはそれを楽しみに高校に
通ってるって言っても
嘘じゃないと思うの。

…何歳ですか なんて聞かないで!


良いシチュエーションになりそうな
屋上なんかこの学校には
存在するはずはなくて。


現実はもちろん
このガヤガヤした教室で昼食。

いつもと変わらない友達2人と
机をくっつけてガールズトークを繰り出す。


リア充なんて言葉が
流行りだした今。

あたしは
単なるかわいそうな子なのです。


ううん。

恋愛をしたことがないわけじゃない。
なめないで下さい。