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「ねねの誘いに乗った澪も馬鹿。
気持ち考えてあげなかったねねも馬鹿」
翌朝。
あの一部始終をすごい形相で晴に教えた。
喧嘩を止めるお姉ちゃんのような言い方。
昨日の実りはねねの彼氏の容姿のみ。
本当はもう思い出したくもないけど…
あれからどうなったと思う?
カラオケで歌ったもののイマイチ
盛り上がりもつかめなくてホントドン底。
こうなったらって思って帰っちゃった。
きっとその状況だったら
みんなあたしと同じことするよ。
そのあとには
何度もごめんねと書かれたメールが
ねねから届いていたとさ。
「澪が彼氏欲しそうなの見てわかったから
手を差し伸べてあげたかったのにさあ」
「その人見たかったかも。どんな人だか」
「大くんも謝ってたよ澪に。
いつもはあんなんじゃないって言ってたし」
ううん。
正直、ねねの彼氏は悪くないもん。
センスに疑うつもりもないし。
あの携帯野郎め。
そういえばメアドさえも交換してない。
どうせ色気がないですよっと。
「澪はまず見る目を作らなきゃね?」
ポンと頭を撫でて晴はまたクールに言った。
でも晴の言う通り
見る目ないのかなあ、あたしって。
「ねねの誘いに乗った澪も馬鹿。
気持ち考えてあげなかったねねも馬鹿」
翌朝。
あの一部始終をすごい形相で晴に教えた。
喧嘩を止めるお姉ちゃんのような言い方。
昨日の実りはねねの彼氏の容姿のみ。
本当はもう思い出したくもないけど…
あれからどうなったと思う?
カラオケで歌ったもののイマイチ
盛り上がりもつかめなくてホントドン底。
こうなったらって思って帰っちゃった。
きっとその状況だったら
みんなあたしと同じことするよ。
そのあとには
何度もごめんねと書かれたメールが
ねねから届いていたとさ。
「澪が彼氏欲しそうなの見てわかったから
手を差し伸べてあげたかったのにさあ」
「その人見たかったかも。どんな人だか」
「大くんも謝ってたよ澪に。
いつもはあんなんじゃないって言ってたし」
ううん。
正直、ねねの彼氏は悪くないもん。
センスに疑うつもりもないし。
あの携帯野郎め。
そういえばメアドさえも交換してない。
どうせ色気がないですよっと。
「澪はまず見る目を作らなきゃね?」
ポンと頭を撫でて晴はまたクールに言った。
でも晴の言う通り
見る目ないのかなあ、あたしって。