「な、鳴瀬さんに関係ないでしょ」

小林さんは私を睨みながらそう言ってから、休憩室を出て行った。

ねえ、その恋に未来はないよ。
あなたは納得してるのか。

聞けないけれど。

オトナの恋の流れ弾。

……全く、小説のネタにもなりやしない。
とんだ巻き添えだ。