「……当たり前でしょうが。
つまみ食いで済むはずないじゃん」

私が呆れて言うと、彼は更に信じられない事を口にした。


「…じゃあ、小林さんとはもうこのままやめて、鳴瀬さんと遊ぼうかなぁ。

鳴瀬さんは旦那さんと別れたりしないだろうし、子供さんもいるから、本気になったりしないですよね」

「………」

あんた…頭、平気か。