……「え。朝御飯の手抜き…?
そんなもんじゃなかったよ、あの時は」

後日、被害者の会代表のRさんに話を聞く事が出来た。

「…え。具体的には…?」

「そうだな。あの時は、まず三日は口を聞いてはくれなかったね。
彼女は意外と根に持つから。
俺が謝るまでは日常生活には戻れないね」

「でも、莉緒さんは朝御飯の事しか…」


「彼女を怒らせる事は……
今の俺にとっては何よりも恐い事だよ。

だって…………」


「…………」


…………え。

ひっ………。ひいぃっ…。