こっ……こぇぇ……。


「祐吾、あれから愛子ちゃんとさくらちゃん、仲良くしてるかい?」


私の問いに彼は「うん」と普通に答える。


まあ、知らない事は無力ではないか。

実は一番の強者は何食わぬ顔で今日の出来事を書き綴る、彼かも知れない。


乙女よ、頑張れ。
彼を射止めるには時間がかかりそうだ。


母は心から応援するよ……!