テレパシー


キミと出会ってから
どれほどの季節が流れた?
キミと離れてから
キミはどれほどの涙を流した?
ボクの心はキミを思って
なんども苦しくなった。
ボクは今まで
キミに気持ちを伝えたくて…


キミと出会って
3回嗅いだ春の臭い。
キミと出会って
2回しか嗅ぐことができなかった
夏の臭い。
今も春の臭いがボクの心を
くすぐるんだ。

あの桜道を通ると思い出す

キミの笑顔。キミの声。
キミの温もり。


キミと出会ってから
どれほどの季節が流れた?
キミと離れてから
キミはどれほどの涙を流した?
ボクの心はキミを思って
なんども苦しくなった。
ボクは今でも
キミに気持ちを伝えたくて…


キミを忘れようと
またあの桜道に行く。
目の前をまたあの時の
春の臭いが横切った。
桜道の下で寂しそうに
笑うキミがいた

ボクは思ったんだ
無理に忘れなくていいんだ。
いつか忘れてしまうなら
そんからいの物なんだ
いつかまた出会えるなら
ボクはそういう運命なのだ


キミと離れて5度目の春

またキミの春の臭いが嗅げた

テレパシーで
繋がっていたボクとキミ。
運命だったボクとキミ。