「あぁ。分かった分かった。」
「まぁ、うまくやるから心配すんなって」

男はなにやら電話をしてるらしい。

すると、男はふとこっちを見ている。

あれ?
私、見過ぎてたかな?

「あんた、さっきから見すぎ」

なんて言って笑ってる。

「あっ、ごめんなさいっ」

「まぁ、いいけど?」


そうゆうと男は立ち上がって入口に向かって
歩いていった。



と、思ったら立ち止まって私を見て


「また、逢えると良いね~」


って、叫んで出て行った。


もう、会うことはないだろう

そう思って私も店を後にした。