死神を初めて怖いと思ったのは幼稚園に通っている時の事。 母親と駅のホームで電車を待っている時だった。 前に立つ女の人に違和感を感じ、周りと見比べると赤いオーラが人よりも強く、青いオーラが消えようとしていた。 "通過列車にご注意ください。" アナウンスが聞こえると、その女の人は線路に落ちた。