ねぇ、、ホントに…好き?


side 智樹

今俺は留美と一通りが少ない所にある空教室にいる

「…」

「なぁ」

ビクっ

俺が話した瞬間留美の体が一瞬ビクついた

そんな俺が怖いのか?

お願いだからこわがんないで?

そんなに怖がられたら

傷つくじゃん

「留美。こわがんな。何もしないから、話聞いて」

「…」

「あのな、俺、好きで浮気してたわけじゃないから」

「え?」

「うまく説明できないけど、浮気好きでしてたわけじゃない」

「よく意味がわからない…よ?」

「だからっ、浮気したのは好きでやったことじゃねーんだって!」

ビクっ

あっヤベ怖がらせた?

「あっあの、やっぱ、教室…帰るっ」

そう震えた声で言った留美はここを出ようとしてドアめがけて走っていく

そんな留美を俺は急いで引き止める

あぶねーせっかくのチャンス不意にしそうだった

「いやっはなしてっ」

それでも俺の手を必死に離そうとしてる留美

そんな留美を腕に引き寄せ抱きしめた

俺の腕の中の留美は小刻みに震えている

どうやったらこわがんないでいてくれんだよっ

浮気したおれの自業自得か…

でも俺は好きでやったわけじゃない

ただ嫉妬してほしくて…

そうだ!全部かくさずに留美にさらけ出せばもしかしたら俺の気持ち伝わるかもじゃね?

でもしっとしてほしかったとかカッコわるっ

でもいまはそんなもんかまってらんねぇ

今すぐにでもこのふるえをとめてやりてぇから

「あのな、留美俺の浮気した理由聞いてくれる?」

俺はとびっきり優しい声で言った

そしたら

「…うん」

うなずいてくれた・・・!

「じゃあよくきいててな」

side 留美

浮気した理由きいて?という声が

あまりにも優しくて

私はついうなずいてしまった。


「じゃあ良く聞いててな」

この言葉が合図のように

どんどん智樹はその浮気した理由を話していった

「留美。あきれないでな?俺の浮気した理由はちっぽけな理由。それはただ留美に嫉妬してもらいたかった。」

「え?嫉妬?」

「そう。留美もてるし、心配だったし、俺のことすきって証拠欲しかった」

「それだけ?」

「あぁこれだけ。でもいつまでたっても嫉妬しないから1回で終わらせようとしたやつがもう何回かわかんないくらいになっちゃってさ、もぅ俺自身も浮気すんの嫌になってさ…留美が誕生日の日最後までヤったんだ。確実に嫉妬すると思って」

「…」

「そしたらさ逆に別れ話のきっかけになってさめっちゃ後悔した」

「…」

「ねぇだからさ後悔してる反省してる」

「…」

「なんでもしてあげるから、もう1回やり直せない?」

「…」

「留美?」

「ばか」

「は?」

「ばーか智きっ!もてるのは智樹のほうじゃん私全然もてないしっ!しかも浮気した理由が嫉妬して欲しかったって?」

「おっおい、留美?」

私は大きく息を吸い込み、、

「ふざけんなーーーーー」

叫んでやった

「!!」

もぅ学校中に響くんじゃないかってくらい大きな声で

「そんなくだらないことで浮気なんてしないでっ」

「わたしっ、ヒックすごい苦しかったんだからぁ」

昨日あんなにないたのにまだ私の涙は枯れてないみたい

これじゃあホントに私の涙枯れちゃうよ

「ごめんな?」


「…っじゃぁさ、私の事、好き?」

「あぁ」

「愛してる?」

「もちろん」

「世界中で、いちっばんっヒックっ好きなの…は、はぁ、だれ?っク」

「俺の今腕の中にいる可愛い可愛い留美ちゃん」

「っっ、、私も、ともきだいすきーヒック」

私はそういいながら智樹の腰に手を回しぎゅぅぅって力いっぱい抱きしめた

「だい、すきだよ?智樹」

「もう浮気、しないでね」

「あぁ」

「だいしゅきーーともきー」

智樹の目を見ながらそういうと智樹は顔をそっぽに向けた

えっもしかして今の顔きもかった?

うそっショック

好きすき言ってたからきもがられた?

嘘…

やっぱ別れようとか言われる?

やだ

やだよそんなの

「智樹、いやぁ」

「は?」

「わかれちゃ、ヒックっやだぁっく」

「え?は?いやそんなこと言ってねぇだろ」

「だってぇそっぽ向いたじゃん」

「は?」

「私がキモかったからそっぽ向いたんでしょぉっ」

「ばか。ちゲーよその反対」

「ふぇ?」

「だからっ可愛くてキスしたくなりそうだったからだよっ」

「え?ならしてくれればいいじゃん」

「は?」

「シてよ?智樹」

「っおいっ留美、ちゃんと責任取れよ?」

「えっちょっやっ」

ガタッ

私はすぐそばにあった長机に押し倒された

また、そのままの勢いで







キスをした

ちゅっとリップ音を奏でながら

優しく、と思ったらだんだん激しくなったりして、、、

とにかく智樹はうまかった

なれてるなぁって悲しみはあったけど

今はもうこの刺激で頭がいっぱいで


「キスごときでこんな感じちゃってこの先どうすんの」

その言葉をきき顔がいっきに暑くなった

「ふふ顔真っ赤。かわい」

「バカッ」

「あっそんなこといったらおしおきだね」

「えっ?やっちょっやめっ」

お仕置きといって服を脱がそうとする手を止めようとしたらいきなりキスされて…力が抜けて抵抗できない



この後抵抗できなくなった私は、智樹にすきほうだいされ



そして限界になった私は

「もっ限界。お願い。ゆるして」

「じゃぁずっと俺のそばにいるって約束して」

「やくそく、するぅっ」


「絶対に絶対?」

「ぜっ…たいっ」


「うん。よしよし良い子

じゃぁやめてあげる」


そういって智樹は私の体から

自分の手を離した。


「ともっ、、きっ」

「これからは大切にする」

「うん」

「だから、離れていくなよ?」

「当たり前だよっ」

「ふっ…ねぇ俺のこと好き?」

「うん…大好き…智樹、、は?」

「俺は、愛してるよ?留美?」

「っ」

「おいおい何でなくんだよ」


「だってうれしっからッヒック」


「ははっ泣き虫だな」


チュッ


「\\\\\」


「かわいっ」


「っっばか…」

「愛してるよ留美」


「私も愛してる」


~end~






ここまで読んでくれた読者の皆様



本当にありがとうございます。



こんな駄作を最後まで読んでいただき


本当に感謝してもしきれません。



とっても嬉しいです★


これから番外編を書こうと思っています。



どうかそっちのほうももしよければお付き合いください。




ではひとまずここで終わりですっ!



ありがとうございました(ж^М^ж)


milk_48












はい。皆さんお久しぶりです。



あれから月日がたちもうすぐクリスマスです。


今私は智樹と一緒に学校に登校しています。



「はぁクリスマス楽しみだなぁ♪」


「そんな楽しみにすることか?」


「あたりまえだよっ!何?智樹は楽しみじゃないの?」



「俺は別に?」


「えっなにそれぇヒドイよっ智樹っ」



「は?何が?」


「だって…普通カレカノならみんな

楽しみにしてるもんだよ?」


「なんで?そんな別に特別な日でもなくね?」


「もういいよっ智樹のバカックソッゴリラッラッパッパンツっ悪魔っ鬼畜っもう知らないっ!智樹なんてだいっっ嫌い!」



「は?ちょっとまてよ留美っ」


私は智樹を置いて全速力で学校まで走った。


もぅありえないっ


もぅホント智樹なんて知らないんだから



でも後から考えてみると

私わがままだったんじゃないかって

思えてくる。



智樹はもともと

そういう行事には興味ない

性格で、


智樹があんなこと言うのも

しょうがない気がする。


はぁ、何であんなことで怒っちゃったんだろう


こんなんだから浮気なんてされるんだ


今になって後悔する。


後で智樹に謝ってこよ…


sibe 智樹


はぁ、、俺何やっちゃってんだろ


ホントは俺だって

留美と過ごすクリスマス

メッチャ楽しみにしてたのにな


ホント、楽しみじゃねぇとか

何ほざいてたんだ俺





…どうしよ


どうしよ、、もし、もしもだけどよ

留美がもし

こんなクリスマスに興味ない男は

もう付き合ってられません

別れてください。なんていわれたら…


そんなこと言われたら…

俺もう生きていけねぇよ?

留美なしで生きていくんだったら

死んだほうがマシだし。



そんぐらい留美の事愛してんだよ

あぁ、それにしてもどうしよ

ほんとに、、

「あぁぁぁぁぁっ」

「おいっいきなり叫ぶなよビックリすんだろうが」

「あっわりぃ」

「それにしても、さっきから何か悩んでる顔してたけどどうしたんだ」


「聞いてくれるか?」


「しょうがなくな」


「偉そうにしやがって。」

「おいっ相談のって貰うのにそれはねぇだろ」


「あぁすまんすまん。」