今は昼休み
朝アイミに散々目の事で心配された
過保護すぎるってくらいに心配された
でもそれが逆に嬉しかったり
そんなことを考えながらアイミとお弁当を食べていたらいきなり教室が騒がしくなった
そんなこと気にせずお弁当を食べていると
「留美っ!」
聞こえるはずのない声が聞こえてきた
まさかとは思い後ろを振り返ってみると息を切らせながらそこに立っている智樹がいた
「と、、もき?」
「留美話がある」
「えっはなし?」
「あぁ」
「ちょっとまって。今更留美に何の話があんの?」
いきなりアイミが話に加わり私を助けてくれた
「部外者はだまってて」
「部外者じゃない。留美の親友だもん」
「これは俺と留美のことでしょ。話するだけ。ちょっとだけだからさ」
「…何の話?」
「大切な話」
「…留美、、行ってきな?」
「え?」
「こいつ、真剣だから」
「え…」
「てか真剣すぎwなんかかわいそうに見えちゃってwいやな話だったらすぐ戻ってくればいいじゃん。だからいってみるだけ行ってきてみ?」
「でも」
「留美」
一瞬智樹の顔を見てみた
その顔はアイミの言ってたとおり真剣で、
だから
「わかったよ」
行くことにしたんだ
もしかしたら
実はまだ好きで仕方ない智樹と
一緒に
新しい人生の一歩を踏み出せそうな気がしたから
side アイミ
突然留美の彼氏が来てホントびっくりした
留美のこと散々傷つけて
泣かして
今更何しにきたのって感じで
最初は怒りばかりが頭ん中を支配して
留美の元彼氏を追い出そうとした
じゃないと顔面にパンチを入れそうだったから
でも追い出さなくてよかった
だって留美の元彼の顔ちょー真剣ってかなんか泣きそうな目してたから
たぶんさ元彼も元彼ですごい後悔したんだよ
ホントは留美のこと愛してたんだね
だってあんなクールboyみたいなやつがあんな泣きそうな目いつもしてるわけないし
なんか理由あるとしたら1つでしょw
留美とわかれたくないんだねー
これは私の推測だけど浮気もホントはしたくなかったのかもね
これから留美はしあわせになるねー
私も彼氏ほしー
あっもちろん浮気しない人希望ね☆
side 智樹
今俺は留美と一通りが少ない所にある空教室にいる
「…」
「なぁ」
ビクっ
俺が話した瞬間留美の体が一瞬ビクついた
そんな俺が怖いのか?
お願いだからこわがんないで?
そんなに怖がられたら
傷つくじゃん
「留美。こわがんな。何もしないから、話聞いて」
「…」
「あのな、俺、好きで浮気してたわけじゃないから」
「え?」
「うまく説明できないけど、浮気好きでしてたわけじゃない」
「よく意味がわからない…よ?」
「だからっ、浮気したのは好きでやったことじゃねーんだって!」
ビクっ
あっヤベ怖がらせた?
「あっあの、やっぱ、教室…帰るっ」
そう震えた声で言った留美はここを出ようとしてドアめがけて走っていく
そんな留美を俺は急いで引き止める
あぶねーせっかくのチャンス不意にしそうだった
「いやっはなしてっ」
それでも俺の手を必死に離そうとしてる留美
そんな留美を腕に引き寄せ抱きしめた
俺の腕の中の留美は小刻みに震えている
どうやったらこわがんないでいてくれんだよっ
浮気したおれの自業自得か…
でも俺は好きでやったわけじゃない
ただ嫉妬してほしくて…
そうだ!全部かくさずに留美にさらけ出せばもしかしたら俺の気持ち伝わるかもじゃね?
でもしっとしてほしかったとかカッコわるっ
でもいまはそんなもんかまってらんねぇ
今すぐにでもこのふるえをとめてやりてぇから
「あのな、留美俺の浮気した理由聞いてくれる?」
俺はとびっきり優しい声で言った
そしたら
「…うん」
うなずいてくれた・・・!
「じゃあよくきいててな」
side 留美
浮気した理由きいて?という声が
あまりにも優しくて
私はついうなずいてしまった。
「じゃあ良く聞いててな」
この言葉が合図のように
どんどん智樹はその浮気した理由を話していった
「留美。あきれないでな?俺の浮気した理由はちっぽけな理由。それはただ留美に嫉妬してもらいたかった。」
「え?嫉妬?」
「そう。留美もてるし、心配だったし、俺のことすきって証拠欲しかった」
「それだけ?」
「あぁこれだけ。でもいつまでたっても嫉妬しないから1回で終わらせようとしたやつがもう何回かわかんないくらいになっちゃってさ、もぅ俺自身も浮気すんの嫌になってさ…留美が誕生日の日最後までヤったんだ。確実に嫉妬すると思って」
「…」
「そしたらさ逆に別れ話のきっかけになってさめっちゃ後悔した」
「…」
「ねぇだからさ後悔してる反省してる」
「…」
「なんでもしてあげるから、もう1回やり直せない?」
「…」
「留美?」
「ばか」
「は?」
「ばーか智きっ!もてるのは智樹のほうじゃん私全然もてないしっ!しかも浮気した理由が嫉妬して欲しかったって?」
「おっおい、留美?」
私は大きく息を吸い込み、、
「ふざけんなーーーーー」
叫んでやった
「!!」
もぅ学校中に響くんじゃないかってくらい大きな声で
「そんなくだらないことで浮気なんてしないでっ」
「わたしっ、ヒックすごい苦しかったんだからぁ」
昨日あんなにないたのにまだ私の涙は枯れてないみたい
これじゃあホントに私の涙枯れちゃうよ
「ごめんな?」
「…っじゃぁさ、私の事、好き?」
「あぁ」
「愛してる?」
「もちろん」
「世界中で、いちっばんっヒックっ好きなの…は、はぁ、だれ?っク」
「俺の今腕の中にいる可愛い可愛い留美ちゃん」
「っっ、、私も、ともきだいすきーヒック」
私はそういいながら智樹の腰に手を回しぎゅぅぅって力いっぱい抱きしめた
「だい、すきだよ?智樹」
「もう浮気、しないでね」
「あぁ」
「だいしゅきーーともきー」
智樹の目を見ながらそういうと智樹は顔をそっぽに向けた
えっもしかして今の顔きもかった?
うそっショック
好きすき言ってたからきもがられた?
嘘…
やっぱ別れようとか言われる?
やだ
やだよそんなの
「智樹、いやぁ」
「は?」
「わかれちゃ、ヒックっやだぁっく」
「え?は?いやそんなこと言ってねぇだろ」
「だってぇそっぽ向いたじゃん」
「は?」
「私がキモかったからそっぽ向いたんでしょぉっ」
「ばか。ちゲーよその反対」
「ふぇ?」
「だからっ可愛くてキスしたくなりそうだったからだよっ」
「え?ならしてくれればいいじゃん」
「は?」
「シてよ?智樹」
「っおいっ留美、ちゃんと責任取れよ?」
「えっちょっやっ」
ガタッ
私はすぐそばにあった長机に押し倒された
また、そのままの勢いで
キスをした
ちゅっとリップ音を奏でながら
優しく、と思ったらだんだん激しくなったりして、、、
とにかく智樹はうまかった
なれてるなぁって悲しみはあったけど
今はもうこの刺激で頭がいっぱいで
「キスごときでこんな感じちゃってこの先どうすんの」
その言葉をきき顔がいっきに暑くなった
「ふふ顔真っ赤。かわい」
「バカッ」
「あっそんなこといったらおしおきだね」
「えっ?やっちょっやめっ」
お仕置きといって服を脱がそうとする手を止めようとしたらいきなりキスされて…力が抜けて抵抗できない
この後抵抗できなくなった私は、智樹にすきほうだいされ
そして限界になった私は
「もっ限界。お願い。ゆるして」
「じゃぁずっと俺のそばにいるって約束して」
「やくそく、するぅっ」
「絶対に絶対?」
「ぜっ…たいっ」
「うん。よしよし良い子
じゃぁやめてあげる」
そういって智樹は私の体から
自分の手を離した。
「ともっ、、きっ」
「これからは大切にする」
「うん」
「だから、離れていくなよ?」
「当たり前だよっ」
「ふっ…ねぇ俺のこと好き?」
「うん…大好き…智樹、、は?」
「俺は、愛してるよ?留美?」
「っ」
「おいおい何でなくんだよ」
「だってうれしっからッヒック」
「ははっ泣き虫だな」
チュッ
「\\\\\」
「かわいっ」
「っっばか…」
「愛してるよ留美」
「私も愛してる」
~end~
ここまで読んでくれた読者の皆様
本当にありがとうございます。
こんな駄作を最後まで読んでいただき
本当に感謝してもしきれません。
とっても嬉しいです★
これから番外編を書こうと思っています。
どうかそっちのほうももしよければお付き合いください。
ではひとまずここで終わりですっ!
ありがとうございました(ж^М^ж)
milk_48
はい。皆さんお久しぶりです。
あれから月日がたちもうすぐクリスマスです。
今私は智樹と一緒に学校に登校しています。
「はぁクリスマス楽しみだなぁ♪」
「そんな楽しみにすることか?」
「あたりまえだよっ!何?智樹は楽しみじゃないの?」
「俺は別に?」
「えっなにそれぇヒドイよっ智樹っ」
「は?何が?」
「だって…普通カレカノならみんな
楽しみにしてるもんだよ?」
「なんで?そんな別に特別な日でもなくね?」
「もういいよっ智樹のバカックソッゴリラッラッパッパンツっ悪魔っ鬼畜っもう知らないっ!智樹なんてだいっっ嫌い!」
「は?ちょっとまてよ留美っ」
私は智樹を置いて全速力で学校まで走った。
もぅありえないっ
もぅホント智樹なんて知らないんだから