「おい、坂中!」



うるさいってば、もう!!

人がせっかく鳩見てたのにさぁ!!



「なんなの!?」


「お前明日失敗したら、

机半分もらうからなっ!!!」



はぁ!?

半分!?


半分なんてノート入んないじゃん!!



この…人がバレーできないの

知ってるくせに…




「失敗しませんからー、できますよーだっ」


「言ったな?

ずっと見てるからなっ!!!」




どきっ...


見てるって...///



「…絶対できるもんっ!!」

「明日になんないとわかりませんー」



…人の気も知らないで///



ずっと見られてたら

もっと集中できないじゃん…///



「じゃ、今のぅちに3分の1もらうね~っ」



そう言って市瀬は

私の机に定規で線をひく。



「市瀬ぇぇぇ!!!」

「わははは(笑)」



こんなやつに胸キュン

してる場合じゃない。


なんとかして阻止しなければ…