「はいじゃあ今日はこれで終わり!

解散!!」


「はい!」



あー、やっと部活終わったぁ...



「玲、帰ろうぜ」

「おう!」



俺らは裏門に行くために

昇降口に入った。



すると、聞き覚えのある

声がした。



「ねぇ、やる気あるわけ!?」


「黙ってると時間の

無駄なんですけどー?」



見ると、下駄箱のところで

2年生の子が3年生2人に

怒られていた。


しかも、怒っている3年生は

坂中と小林だった。



「はい、答えて!」

「やる気あんの!?」

「ありません」



え!?(笑)


なんと2年生の子は

やる気あるのかと聞かれ、

即答でありませんと答えた。



なんだか困った顔しながら。



俺は玲を見た。


そしたら玲は必死に

笑いをこらえていた。



俺も同様に笑いを

こらえる。



もちろん、3年2人は

ここで大爆発。